■ご依頼の経緯
清瀬市でとび職を営むS様は、これまで主に軽微な工事を請け負ってきたため、建設業許可の取得は必要性が薄いと考えていました。しかし、5年前に元請会社からの指導を受け、許可を取得。その際は都庁へ何度も足を運びながらご自身で手続きをされたそうです。
初めての建設業許可更新が迫る中、過去の大変な経験を繰り返したくないとの思いから、今回は専門家への依頼を検討。インターネットで複数の行政書士事務所を比較した結果、口コミ評価が高く、対応の丁寧さが伝わってきた当事務所へご連絡をいただきました。
■担当行政書士のコメント
ご依頼をいただいた際にまず確認したのが、過去の提出書類の状況でした。その時点で、なんと4期分の決算変更届が未提出であることが判明。まずはそちらの対応から始めなければならず、単なる「更新手続き」では収まらない案件であることがすぐにわかりました。
このようなケースでは、まず膨大な請求書などの資料を整理・分析し、年度ごとの工事経歴書を作成する必要があります。さらに、工事実績を正確に分類・集計し、それに基づいて財務諸表の作成も行いました。更新自体は経管や専技の変更がなかったためスムーズでしたが、そこに至るまでの準備にかなりの時間と労力がかかりました。
■工夫した点
最も時間を要したのは、過去4期分の決算変更届の整備でした。S様からは請求書の束をまとめてお預かりし、それらを一枚一枚確認しながら、工種ごとに分類して工事経歴書へと反映していきました。この作業は数時間を要する地道なものですが、ここを正確に行わないと、後の審査で不備が出てしまいます。
また、工事経歴と財務内容の整合性にも細心の注意を払いました。許可の更新手続き自体は書類作成が中心ですが、過去の届出が未提出だった場合は、それをすべて「今から整える」という対応が求められるため、綿密なスケジューリングと情報整理のスキルが問われる案件でした。
■その結果
4期分の決算変更届と更新書類はすべて無事に受理され、建設業許可の更新も完了しました。S様は、元請会社との契約を今後も継続できることになり、仕事の安定性が確保されました。また「今後は毎年、決算変更届をしっかり提出しよう」という意識も高まり、次の更新に向けての準備もスムーズに進められる体制が整いました。
■お客様の声
5年前に自分で建設業許可を取ったときは、本当に苦労しました。都庁まで何度も足を運び、書類の不備で突き返され…正直、二度と自分ではやりたくないと思っていました。今回の更新はプロにお願いしようと決めて、こちらの事務所を見つけました。
結果としては大正解でした。決算変更届が出せていなかったことも丁寧に教えていただき、どうすれば良いか一から説明してもらえたので、安心してお任せできました。何より、過去の資料をきちんと整理してくれて、更新まで一気に仕上げてもらえたのが本当に助かりました。時間と労力を考えると、最初から依頼すればよかったと心から思っています。
■清瀬市で建設業許可の更新を検討されている方へ
建設業許可の更新は、単に申請書を出せば終わる手続きではありません。過去の決算変更届が出ていなかった場合、それを整えてからでないと更新はできません。特に、ご自身で許可を取得された方は、思わぬ抜け漏れがある可能性もあります。
当事務所では、資料の精査から経歴書・財務諸表の作成、更新書類の作成・提出まで、トータルでサポートしております。清瀬市で建設業を営む方、ぜひ一度ご相談ください。事前のご相談・見積もりは無料です。