経歴
嘉悦大学経営経済学部を卒業後、多摩地域のトヨタディーラーに就職し、営業職として10年間勤務する。新車販売を通じて、個人・法人問わず多くの経営者と接する中で、スピード感ある対応と、数字を積み上げるための行動力を学ぶ。
その後、保険代理店の勤務とFP事務所の経営経験を経て、経営者の資金繰りや財務相談を受けるようになる。融資や補助金といった制度を活用する重要性を実感し、「より直接的に経営に貢献できるサポートをしたい」と考えるようになり、行政書士の資格取得を目指す。
2018年、個人事業主として独立し、自らも経営の現場に立つ中で、「売上があっても資金が回らない」「人材が集まらない」「事務処理が追いつかない」といった、建設業経営者と共通する課題を実感する。この経験を通じて、単なる書類作成だけでなく、実務に即した提案をする行政書士でありたいと強く思うようになる。
2020年、行政書士登録。「みしま行政書士事務所」を開業。
建設業許可や経審、補助金、事業承継など、建設業者が直面する経営課題を制度面からトータルで支援することで、「本業に集中できる環境づくり」をサポートしている。
仕事へのこだわり
大切にしているのは、「レスポンスの速さ」と「先を見据えた提案」です。
たとえば、朝現場に出発する前にLINEでご連絡をいただいた場合は、できるだけすぐに返すようにしています。すぐに回答できない内容であっても、「今日中に確認してご連絡します」と一言添えるようにしています。たったそれだけでも、「今どうなっているのか分からない」というストレスを減らせると感じています。
こうした対応を意識するようになったのは、営業職時代に「連絡がないと不安になる」とお客様からお叱りを受けた経験があったからです。そのときの反省を通じて、相手が次に動きやすいように、こまめに情報を伝えることの大切さを学びました。
また、建設業の手続きは、許可や補助金の取得がゴールではなく、「許可、補助金を使ってどう事業の成長に繋げるか」が重要であると考えております。たとえば、許可取得後に必要な定期的な届出や、補助金の実績報告などで終わらずにその手続きをすることによってどう事業の成長に繋げていくのかを社長と一緒に常に考えるようにしています。
「書類を出して終わりじゃなく、その後まで付き合っていただくことで、建設業許可がどう売上や利益の向上に繋がるのか見えて安心できた」と言っていただけたとき、自分の仕事が役に立てたという実感がわきますし、何よりのやりがいになります。
ビジョン・モットー
「建設業者の皆様がもっと本業に専念し、昨年よりも今年、今年よりも来年が良い年になってほしい」
これが、私がこの仕事をする上での根底にある想いです。
建設業界ではDX化や職人の高齢化、人手不足など多くの課題があります。国や都ではその課題解決の為に様々な制度を用意しているにも関わらず、日々忙しくしている建設業者の皆様には、真面目に仕事をしているにもかかわらず、制度の複雑さや情報の分かりづらさによって、情報が届かず損をしている会社がまだまだ多くあります。
「そんな制度、知らなかった」と後から悔やむのではなく、「知っていて、活かせた」と思えるような支援をしていきたいと考えています。
特に近年は、事業承継や人手不足といった課題をお聞きする事が非常に増えてきています。だからこそ、許認可や補助金といった行政の制度のサポートを通じて、地域の建設業者が“次の一手”を打てるような環境を整えることが、私の使命だと感じています。
インフラや住宅の建設に携わる建設業者の皆様はまちづくりの根幹です。
将来的には、「この地域には信頼できる建設業者がたくさんいる」「だから安心して暮らせる」と言われるような、多摩エリアの街づくりに貢献していきたいと考えています。
趣味
趣味は、旅行と温泉、そして最近は家族で行くキャンプにもはまっています。
特に好きなのは、車でのんびりドライブを楽しみながら、まだ行ったことのない土地にふらっと出かけること。温泉につかってリフレッシュしたあとは、その土地ならではのごはんや景色を楽しむのが、何よりの癒しです。
実は事務所の近くにある「お風呂の王様 花小金井店」もお気に入りで、仕事終わりや少し疲れたときに立ち寄ることもあります。心と体の余裕があると、仕事のアイデアも自然と浮かんでくる気がしています。
子どもの頃に両親によくキャンプに連れていってもらった経験から、「子どもにもいろんな景色を見せてあげたい」という想いがあり、天気のよい週末には家族で自然の中へ出かけるのも楽しみのひとつになっています。